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SNS運用代行の相場|月5万・10万・20万円で返ってくるもの

SNSの運用を外に頼むと、月にいくらかかるのか。料金を公開している会社のページを見ると、Instagramの運用代行は月5万円ほどから25万円ほどのプランが多く並んでいます。最初に10万〜20万円がかかる会社や、最低6か月の契約がつく会社もあります。

ただ、金額を並べただけでは決められません。月20万円で撮影込みのプランがある一方、月25万円でも撮影が入らないプランがあります。頼んだあとに店に残る作業も、プランによって違います。

この記事では、2026年9月23日に各社の公式の料金ページで確かめた内容をもとに、金額の帯ごとに返ってくるものと、店に残る作業を並べます。

  1. 金額の帯ごとに、返ってくるもの
  2. 頼んでも、店に残る作業
  3. 最低契約と、やめるときに確かめること
  4. 成果は、まず何で見るか
  5. 補助金を使う場合
この記事の要点の流れ。困りごと、SNSを外に頼みたいが、月いくらで何が返ってくるか分からない。月の金額で決まるもの、月5万円ほどは月4回の投稿と簡易なレポート。月10万〜15万円ほどは月4〜8回の投稿に、月の報告と改善の提案。月20万〜25万円ほどは月5〜12回の投稿に、レポートや打ち合わせ。金額の差は、投稿の回数より、まわりの作業でつく。金額では決まらないもの、1 撮影の有無と回数。2 店に残る作業。素材、出す前の確認、コメントとDMへの返信。3 はじめの半年の額。最低契約と初期費用を足す。そのうえで、自社に合う頼み方を選ぶ。成果は、まず投稿が続いたかで見る。フォロワー数を見るのは、そのあと。
この記事の要点の流れです。タップすると大きく開きます。

1. 金額の帯ごとに、返ってくるもの

公開されているプランを、月の金額で3つに分けると次のようになります。

月の金額返ってくるもの(公開プランの例)撮影契約の条件
月5万円ほど月4回の投稿(写真の加工、文章、ハッシュタグ)と、簡易なレポート。画像や動画の編集から投稿までを受けるプランもある書かれていない。スマホで撮った写真を店から送る形や、別料金(1回3万円から)で撮影を足せる会社がある1か月単位で始められるプランがある
月10万〜15万円ほど月4〜8回ほどの投稿に、月ごとの報告と改善の提案がつく。打ち合わせが入るプランもある撮影なしのプランと、月1回の現地撮影が入るプランがある初期費用10万円・最低6か月の会社もある
月20万〜25万円ほど月5〜12回ほどの投稿に、レポートや打ち合わせがつくプランが多い。リール動画やストーリーズが足されるプランや、コメントとDMへの対応(週1時間)まで入るプランもある撮影込み、撮影なし、別料金に分かれる初期費用0円・1か月単位の会社もあれば、最初に15万〜20万円がかかり最低6か月の会社もある

金額が上がっても、投稿の回数はそれほど増えません。月5万円で月4回のプランもあれば、月20万円で5回までのプランもあります。金額の差は、撮影や報告、打ち合わせ、動画づくりといった、投稿のまわりの作業でつきます。同じ会社の同じ5投稿までのプランでも、撮影なしは月12万円、撮影込みは月20万円でした(税別)。

撮影が入るかどうかも、金額の帯では決まりません。月15万円で月1回の現地撮影が入るプランがある一方で、月25万円で撮影なしのプランもあります。見積もりをもらったら、撮影の有無と回数を先に確かめます。

もう1つ気をつけたいのが、コメントやDMへの返信です。今回見た7社の料金ページで、コメントとDMへの対応に触れていたのは2社でした。1社は月25万円のプランに週1時間まで、もう1社はサービス内容の説明の中です。ほかのプランでは、返信は店に残ると考えておくのが安全です。

あさぎの場合

あさぎは、月10時間・5万円から(税別)で受けています。本数では区切らず、10時間の中で、次のことに時間を振り分けます。

  • 投稿の企画と下書き
  • 撮影と編集
  • 店の方の操作を増やさずに続けられる流れを組み、社内で回せるところまで一緒に動くこと
  • 月の振り返りと相談

表の会社のプランとは並べ方が違うので、金額だけで比べると見誤ります。何に時間を使ってほしいかを先に決めておくと、比べやすくなります。

2. 頼んでも、店に残る作業

外に頼んでも、店の作業がゼロになるわけではありません。あさぎの支援先でも、次の3つは店に残りました。

素材を撮って渡す

撮影が入らないプランでは、写真や動画は店が用意します。料金ページにも「スマホで撮った写真を送るだけ」「素材がある場合はご提供いただきます」といった書き方があります。

撮影込みのプランでも、月1回の撮影であれば、その日に撮れないもの(その日だけの入荷や、季節ごとの売り場など)は、店で撮って送る場面が出てきます。あさぎの支援先でも、動画の素材はお店の方に撮っていただいています。製造の現場に、毎回こちらがうかがうことはできないからです。

出す前の確認

投稿の前に内容を見て、OKを出すのは店の役目です。商品の名前、値段、日付の誤りは、店にしか見つけられません。確認が月に何回来るのか、何日前に来るのかで、店の手間は大きく変わります。

コメントとDMへの返信

1で書いたとおり、返信まで受けるプランはほとんど見当たりませんでした。予約や在庫、営業時間の問い合わせは、店でなければ答えられないことも多くあります。

この3つを誰がどこまでやるのかを、頼む前に決めておきます。決めないまま始めると、費用を払っているのに投稿が止まる、ということが起こります。お店にお願いする操作をどう減らしたかは、事例の記事に書いています。

3. 最低契約と、やめるときに確かめること

今回見た料金ページには、最低6か月の契約をつける会社と、1か月単位で契約できる会社の両方がありました。最初にかかる費用も、0円の会社から、初月に20万円の設計費がかかる会社(その月の月額はかからない)まで幅があります。

月の金額が安くても、最低6か月の契約と最初の費用を足すと、はじめの半年でかかる額は大きく変わります。たとえば月15万円・最低6か月・初期費用10万円なら、半年で100万円(税別)です。

契約の前に、次のことを聞いておきます。

  • 最低契約は何か月か。途中でやめるとき、残りの月の費用はどうなるか
  • やめる連絡は、いつまでに出せばよいか
  • アカウントの権限を、やめるときにどう戻すか
  • つくった写真や動画を、やめたあとも店で使えるか

権限の渡し方と戻し方は、パスワードを渡さずに任せる方法にまとめています。はじめからパスワードを渡さない形にしておくと、やめるときに戻す手間がかかりません。

4. 成果は、まず何で見るか

あさぎが最初に見るのは、投稿が止まらずに続いたかどうかです。

外に頼む理由の多くは、店の人手だけでは更新が続かなかったことにあります。まず続かなければ、どの投稿がよかったのかを比べる材料もそろいません。フォロワー数や反応の数を見るのは、そのあとです。

各社のレポートには、フォロワー数や反応の数が並びます。頼む前に、何か月目に、どの数字で続けるかどうかを判断するのかを、相手と決めておくと、報告を受け取ったときに迷いません。一度止まったSNSをどう動かし直すかは、止まったSNSを、もう一度動かすときに書いています。

5. 補助金を使う場合

小規模事業者持続化補助金では、SNSの運用代行費を広報費として対象にできます。ただし、交付決定の前に発注や契約をした分は対象になりません。いまから申請しても、頼めるのは早くて来年の春以降です。条件と時期は、SNS運用代行に使える補助金(2026年)にまとめています。

頼み方は3つあります

SNSの運用は、あさぎに頼む以外に、自分たちで進める方法や、専門の会社に頼む方法でも形にできます。比べると次のとおりです。

あさぎに頼む自力で進める(AIも使って)専門の会社に頼む
向いている会社担当を置けないが、いずれ社内で回したい担当の時間を、週に数時間は取れる投稿の数や撮影を、まとめて任せたい
よいところ本数で区切らず、月10時間を企画、撮影と編集、仕組みづくり、振り返りに振り分ける。店の方の操作を増やさない形から組む費用がいちばん小さい。やり方が社内に残る人数と体制があり、撮影から分析まで一度に頼める
気をつけること引き受けられる件数に限りがある。撮影に毎回うかがえるとは限らない担当が忙しくなると止まりやすい。AIが作るのは下書きまでで、確かめるのは人費用が大きくなりやすい。初期費用や最低契約期間がつくことがある
費用の目安月10時間・5万円から(税別)道具代は月0円から数千円(Meta Business Suiteは無料、Claude Proは月20ドル・税別、Canva Proは年11,800円)。いちばん大きいのは担当する人の時間月5万〜25万円ほど。初期費用が10万円前後かかる会社や、最低6か月の契約の会社もある

専門の会社の費用は、料金を公開している会社の料金ページ(2026年9月23日に確認)から、同じ種類のサービスで公開されているプランを並べた幅です(相談だけの安いプランがある会社もあります)。税の扱いは会社によって違います。含まれる作業(時間や本数)も、会社ごとに違います。道具代は各サービスの公式の料金ページによります。

よくある質問

月5万円で、撮影まで頼めますか

今回見た料金ページでは、月5万円ほどのプランに撮影が含まれているものは見当たりませんでした。撮影が含まれていたのは、月15万円のプラン(月1回の現地撮影)からです。月5万円ほどのプランでも、別料金で撮影を足せる会社はあります。撮影を頼みたい場合は、回数と、撮影に来てもらえる範囲を先に確かめてください。

あさぎの月5万円では、何本出せますか

本数では区切っていません。月10時間の中で、投稿の企画と下書き、撮影と編集、仕組みづくり、振り返りと相談に時間を振り分けます。どこに時間を使うかは、相談のときに決めます。

金額は税込ですか、税別ですか

税の扱いは、会社によって違います。税込で書く会社、税別で書く会社、どちらとも書いていない会社が混ざっています。見積もりをもらうときに確かめてください。

表の金額で、同じ内容が受けられますか

表は、公開されているプランの例を並べたものです。業種や目的で内容を調整すると書いている会社もあります。料金は変わることがあるので、頼む前に各社の最新の料金ページと見積もりで確かめてください。

月の予算ごとに返ってくるものと、はじめにかかる総額は、SNS外注の費用 早見表で出せます。

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いまの様子を、4つの質問で見立てます

自社の場合はどこから手を付けるとよいか、トップページの簡易診断で見立てられます。4つの質問に答えると、いま近い困りごとと進め方が出てきます。答えはページの中だけで使い、どこにも保存しません。

出典

  • 専門の会社の料金・プランの内容は、各社の公式の料金ページ(2026年9月23日確認)
  • 道具代は、各サービスの公式の料金ページ(2026年9月23日確認)
  • 補助金は、小規模事業者持続化補助金〈一般型 通常枠〉第20回 公募要領 第8版(2026年9月23日確認)

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