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SNSの担当を置けない会社が、まず決めること

東京商工リサーチが2023年に4,947社から回答を得た調査では、SNSを運用していない会社が54.8%でした。帝国データバンクの2023年の調査でも、社外向けにSNSを使っている中小企業は40.5%で、使っていない理由には人手不足が挙がっています。

あさぎの支援先でも、始める前の様子はだいたい似ています。それまで社長が自分でSNSを見ていて、忙しくなって回らなくなった、という形です。

担当者を新しく置く前に、決めておくと止まりにくいことが3つあります。

  1. 何を撮るか
  2. 誰が、いつOKを出すか
  3. どれくらいの間隔で出すか

この3つが決まっていれば、専任の担当がいなくても始められます。順に書いていきます。

1. 何を撮るかは、現場の作業から決める

撮るものに迷うと、そこで手が止まります。なので最初に「撮るものの一覧」を作ってしまうのがおすすめです。

支援先で実際に使えた素材は、次の4つでした。

素材撮り方
作業や工程の様子いつもの作業を、そのまま撮る
商品や完成品できあがったものを、同じ場所と向きで撮る
人の手元や後ろ姿顔を出さずに、働いている様子を撮る
頭に付けたカメラの作業動画作業する人の目線のまま撮る

どれも、新しく何かを用意しなくても毎日起きていることです。頭に付けるカメラは、作業する本人がそのまま撮れるので、撮る人を別に立てなくて済みます。

反対に、写さないものも先に決めておきます。本人が出してよいと言っていない人の顔、お客様、書類や画面の中身、の3つは写さない、と決めておくと、撮る側が迷わずに済みます。

撮る場所、向き、長さといった「型」を決めてしまえば、社内の方でも撮れるようになります。支援先で撮影を社内に戻せたのも、この型があったからです。

2. OKを出す人と、出し方を決める

支援先では、投稿の最終OKは社長が出していました。

ただ、1本ずつ確認をお願いしていた頃は、社長の手が空くのを待つあいだに投稿が止まることがありました。そこで、何本かをまとめてチェックしてもらう形に変えています。

決めておくのは、次の2つです。

  • OKを出すのは誰か
  • いつ、まとめて見てもらうか

見る日を決めておけば、社長が忙しい週でも、待ちが何日も続きにくくなります。

3. 出す間隔は、週1回から決める

あさぎがいつも勧めているのは、週1回です。

最初から回数を多くすると、撮る、選ぶ、確認する、のどこかで詰まりやすくなります。まずは週1回で回るのを確かめてから、増やすかどうかを決めます。

最初は代行に預けて、撮ることから社内に戻す

3つを決めたら、はじめは投稿の代行から入る形がおすすめです。代行しながら、撮る、選ぶ、出すの手順と、迷ったときに何を見て決めるかを書き出していきます。

社内に戻すときは、撮ることから戻しました。型が決まっていれば、現場の方でも撮れるからです。

手間が残りやすいのは、撮った素材の編集です。ここは今のところ、AIの道具で補いながら進めています。撮るのは社内、編集は外、と分けておくと、担当を置かないままでも回ります。

よくある質問

担当者がいなくても、SNSは始められますか

始められます。何を撮るか、誰がいつOKを出すか、どれくらいの間隔で出すか、の3つを先に決めておけば、担当を置く前から回せます。

投稿はどれくらいの頻度がいいですか

週1回から始めるのがおすすめです。回るのを確かめてから増やします。

代行と自社での運用は、どちらから始めるべきですか

代行から始めて、撮ることから社内に戻す順番がおすすめです。手順と判断の基準を書き出しながら進めるので、社内に戻すときに困りにくくなります。

いまの様子を、4つの質問で見立てます

自社の場合はどこから手を付けるとよいか、トップページの簡易診断で見立てられます。4つの質問に答えると、いま近い困りごとと進め方が出てきます。答えはページの中だけで使い、どこにも保存しません。

出典

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