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店のリール動画の撮り方|最初は何から撮ればいいか

リール動画を始めようと決めても、最初の1本を何にするかで手が止まることがあります。企画を考えようとすると、撮る前に時間がかかってしまいます。

先に結論を書くと、最初は毎日の工程をそのまま撮って、最後に商品を見せて締めれば足ります。新しく何かを用意する必要はありません。

あさぎの支援先でも、最初に作ったリール動画は、作っている工程と商品のアップでした。

この記事では、なぜリール動画なのかをおさらいしたうえで、進め方と、出す前に見ておきたいことを書きます。

  1. なぜ、リール動画なのか
  2. 最初は、毎日の工程をそのまま撮る
  3. 録画は、止めずに通しで回す
  4. 最後は、商品で締める
  5. 出す前に、3つ見ておく
  6. ほかの店は、どう出しているか
この記事の要点の流れ。困りごと、店のリールを始めたいが、何を撮ればいいか分からない。進め方、1 最初は、毎日の工程をそのまま撮る。2 録画は、止めずに通しで回す。3 最後は、商品で締める。4 出す前に、3つ見ておく。手に入るもの、次も同じように撮れる、店のリール。
この記事の要点の流れです。タップすると大きく開きます。

1. なぜ、リール動画なのか

理由は、フォロワー以外の人に届く場所だからです。

Instagramが公開している説明では、リール動画について、見かけるものの多くはまだフォローしていないアカウントのものだ、とされています。フィードの投稿は、基本的にフォローしてくれている人に向けて並びます。まだ店を知らない人に見つけてもらう経路としては、リール動画のほうが近い場所にあります。

同じ説明の中で、フォローしていない人に勧めるのは3分以下の動画だ、とも書かれています。短い動画が、まだつながっていない人へ運ばれる作りになっているわけです。

地方の店や、観光地の店にとっては、ここが効きます。店の前を通る人の数は変えられません。リール動画は、通りかかっていない人の画面に出ます。

写真の投稿をやめる必要はありません。すでにフォローしてくれている人には写真が届きます。新しく知ってもらう入口として、リール動画を1本ずつ足していく形が現実的です。

2. 最初は、毎日の工程をそのまま撮る

最初の1本のために、特別な場面を用意しなくてかまいません。いつもの仕込みや製造、盛り付けや包装など、毎日やっている作業をそのまま撮ります。

お店の方にとっては見慣れた作業でも、買う側がその場面を見る機会はほとんどありません。どうやって作られているかが分かると、商品を選ぶときの手がかりになります。

毎日の作業なので、撮る日を探す手間もかかりません。

3. 録画は、止めずに通しで回す

撮るときは、録画をこまめに止めずに、通しで回したままにしてもらいます。支援先でも、現場の方にそうお願いしました。

理由は2つあります。

  • 作業の手を止めて、そのたびにカメラを操作するのは、現場の負担になる
  • 回したままにしておけば、いい場面を撮り逃しにくい

長い映像から使うところを選ぶのは、編集する側の仕事にします。

撮る人は、お店の事情に合わせて決めます。支援先では、現場の方が店のカメラで撮ったもの、あさぎが訪問して撮ったもの、作業する方が身に付けたカメラで撮ったもの、の3通りを使いました。

4. 最後は、商品で締める

工程を見せたあとは、できあがった商品の写真で締めます。あさぎが作るリール動画も、最後は商品写真で終える形にしています。

作っている様子だけで終わると、見た人に「何の動画だったのか」が残りにくくなります。最後に商品が映れば、見た人が次に探すものがはっきりします。

冒頭も大事です。Instagramは、リール動画の最初の3秒で見る人を引きつけるよう勧めています。工程の中でも、手や材料が動いている場面から始めると、最初の3秒が止まった画面になりません。

5. 出す前に、3つ見ておく

支援先で、作ったリール動画を見送ったり直したりした理由は、次の3つでした。

見るところあったこと
演出効果を足しすぎて、商品のよさが見えにくくなった
文字文字が小さく、スマホで読みにくかった
映っている物映したくない物が映っていた

演出は、足すほどよくなるわけではありません。映像の主役は商品と作業です。

文字は、スマホの画面で実際に見て、読めるかを確かめます。パソコンで編集していると、小さい文字でも読めてしまいます。

映っている物は、お店の方と一緒に見るのが確実です。どこが気になるかは、お店の方でないと分からないことがあります。

あわせて、Instagramが公開している説明では、次のようなリール動画は表示されにくくすると書かれています。

  • 解像度が低いもの
  • 透かし(ロゴなど)が入っているもの
  • 音がないもの、枠が付いているもの
  • ほとんどが文字のもの
  • すでにInstagramに投稿されたもの

文字は読める大きさにしつつ、画面を文字で埋めないようにします。

6. ほかの店は、どう出しているか

Instagramの「和菓子」の話題ページに並ぶリール動画を、2026年9月23日に上から12本見ました。動画の中身までは確かめていません。投稿に添えられた文だけを読んでいます。

まず気づいたのは、店自身の投稿が少ないことでした。12本のうち11本は、店を紹介する側の人が出したものです。店の名前、住所、営業時間、値段を並べて、最後に保存をすすめる書き方が多く見られました。

店自身が出していた1本は、創業40年の団子店のものでした。投稿文の作りは次のとおりです。

置き場所書かれていたこと
はじめ「賞味期限30秒」という短い言い方
注文を受けてから一本ずつ焼くので、焼きたてでしか味わえないこと
終わり店名と場所、来店のお願い、保存とコメントの呼びかけ

自分の店で作っている強みを、時間の短さに言い換えているのが要点です。「焼きたてです」と書く代わりに、30秒という言葉に置き換えています。

この2つから、店が持てる経路も2つあることが分かります。自分で出す経路と、紹介されて出る経路です。紹介する側の投稿は、店名と場所が必ず入っていました。自分の投稿に店名と場所を書いておくと、紹介する人がそれを写しやすくなります。

頼み方は3つあります

ここまでの進め方は、あさぎに頼む以外に、自分たちで進める方法や、専門の会社に頼む方法でも形にできます。比べると次のとおりです。

あさぎに頼む自力で進める(AIも使って)専門の会社に頼む
向いている会社撮り方を覚えて、社内で続けたいスマホで撮る時間を、週に少し取れる本数をまとめて作りたい。撮影から任せたい
よいところ毎日の工程から撮る段取りを決め、次も同じように撮れるよう渡す費用がいちばん小さい。Instagramのアプリの中でも編集できる撮影から編集まで、まとめて頼める
気をつけること引き受けられる件数に限りがある。撮影に毎回うかがえるとは限らない最初の何本かは時間がかかる。AIは構成や字幕の下書きに使える。仕上げと確認は人がする1本ごとに費用がかかる。撮影を含むかどうかで金額が大きく変わる
費用の目安月10時間・5万円から(税別)道具代は月0円から数千円(Canva Proは年11,800円、Claude Codeが使えるClaude Proは月20ドル・税別)。いちばん大きいのは撮る人の時間1本3万〜10万円ほど

専門の会社の費用は、料金を公開している会社の料金ページ(2026年9月23日に確認)から、同じ種類のサービスで公開されているプランを並べた幅です(相談だけの安いプランがある会社もあります)。税の扱いは会社によって違います。含まれる作業(時間や本数)も、会社ごとに違います。道具代は各サービスの公式の料金ページによります。

よくある質問

リール動画は何秒くらいにすればいいですか

Instagramは、フォローしていない人に勧めるリール動画は3分以下としています。公式の説明には、3分より短い場合の秒数の目安は書かれていません。最初は、工程をひとつ見せて商品で締められる長さで作ってみます。

スマホで撮ってもいいですか

かまいません。Instagramは、できるだけ高い解像度で上げるよう勧めています。撮るときと上げるときの両方で、画質を落とさない設定にしておきます。

音は入れたほうがいいですか

入れておくのがおすすめです。Instagramの説明では、音がないリール動画は表示されにくくするとされています。作業の音をそのまま使うか、Instagramの中にある音源を重ねます。撮影中の会話が入っていないかは、出す前に一度聞いて確かめます。

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